断りの手紙

 相手方の依頼や要請を断る手紙は、書きにくいものです。断るというのは、相手方の期待に反することであり、感情を害することにもなりかねません。書くほうとしても、たとえ親しい間柄であっても、何となく気が重くなります。やむをえず謝絶するというのが実情です。

 信頼されて頼まれたのですから、それにこたえなければなりません。とくに自分を見込んで依頼してきたことに、感謝する気持ちを失ってはならないわけです。したがって、その書き方も、断るというよりは、謝る態度が基本であり、相手方の申し出に応じられない理由を納得してもらうようにすることが大切です。しかも、だれが読んでも、断られたと読み取れるように書くことが必要です。断りの内容を明確にし、相手方の納得する理由を書き添えるというのが、断りの手紙の内容です。

 このため、ごまかしや作り事などで、あいまいな断り方をするのは感心できません。ただし、理由については、社交上の立場から実際の理由が書けないことも多いわけです。そういう場合には、相手方の気持ちを考えて、思いやりを込めた書き方を工夫することも必要です。

★必要な例をクリックしてお使いください。
 道具を貸すのを断る
 借金の申し入れを断る
 連帯保証人を断る
 生命保険の加入を断る
 後援会への誘いを断る
 友人の宿泊依頼を断る
 類語・類句
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