紹介・推薦の手紙

 知らない人どうしを引き合わせるのが、紹介状です。したがって、双方に対して責任が持てなければいけません。無責任な紹介は、自分の信用も失うことにもなりかねません。なお、紹介状の内容は、当人と自分との関係、紹介するに至った経過または理由、当人の氏名、用件などが中心になります。

 この種の手紙では、やはり封書を用いるのが普通です。当人について一身上のことがらを具体的に書き、用件、希望が複雑な場合には、親展の形にするのがよいでしょう。そして、封書の場合、封筒に入れる前に封字だけを書いて当人に渡します。当人がそれに目を通して封をし、先方に持参するなり、自分の手紙に同封するわけです。

 紹介状のうち、内容が簡単な場合は、名刺を利用して、その余白に書き込むことになります。名刺は、自分の氏名の右側に紹介する当人の氏名や用件を書き、紹介年月日を加えます。左側の上にあて名を書き、自分の氏名の下に押印します。しかし、これは、あくまでも略式のものですから、丁重さを必要とする場合は、封書にするほうがよいでしょう。

 また、紹介の手紙に似たものに推薦の手紙というのがあります。とくに引き立ててもらうことを頼む場合には、推薦状の形になるわけです。しかし、紹介状なら書けるが、推薦状は書けないという場合も起こります。また、推薦状だからといって、よい面ばかりを書き並べるには及びません。時には、よい面と悪い面とを対照し、責任の持てる範囲を明らかにすることも必要です。

 紹介にしろ、推薦にしろ、当人が相手方に持参する場合には、仲介者としては、前もって電話をするなりして、知らせておく必要があります。

★必要な例をクリックしてお使いください。
 知人に友人を紹介(1)
 知人に友人を紹介(2)
 医師に知人を紹介
 知人に町内の人を紹介
 類語・類句
 手紙・文例集ページへ