依頼・問い合わせの手紙

 依頼・問い合わせの手紙では、相手方に大きな負担となる場合があります。したがって、頼むほうも、それが相手方に大きな迷惑をかけるということを忘れてはなりません。

 借金の申し入れなどは、どうしても頼まなければならない事情が生じ、迷惑をかけることを承知のうえで頼むわけです。書くにあたっても、借りるに至った事情、借りる金額や条件、返済の期日についても、詳しく正確に、また、相手に納得してもらえるように書くことが必要です。

 万一、返済期日までに返済のめどが立たず、やむをえず返済延期を依頼する場合には、返済期日前に届くように出さなければいけません。

 寄付を依頼する場合には、形式に従って趣旨、金額、期日などを書くほかに、世話人名などを記します。

 保証人を依頼するには、社会的地位の高い人や、親類、あるいは日ごろ信頼を寄せている友人、知人にというのが一般的です。例えば、借金にあたっての保証人依頼には、借入先、返済期日、自分の立場などを具体的に説明し、依頼する理由を率直に書きます。

 講演会・講習会などの講師を依頼する場合には、あらかじめ、人を通じて意向を打診したり、適当な人の紹介や推薦を通じてお願いする場合もあります。相手方としてはそれを引き受けることが有利だと感じる場合であっても、そういう事情を直接文面に表してはいけません。あくまでも、迷惑をおかけして申し訳ないという形でお願いすべきです。

 問い合わせの手紙は、こちらから訪問したい相手方に都合をうかがうなどの場合に書きます。また、相手方の旅行の日程を問い合わせる場合、不明の住所、近況、身元・信用を問い合わせる場合もあります。

 いずれの場合でも、問い合わせるに至った経緯を、問い合わせることがらとともに明記することが必要です。

 この種の問い合わせについては、当然返信を必要とします。返信用はがきを同封したり、返信用切手を同封したりすることも必要です。

 役所・会社・学校などへ書類の送付を依頼する場合は、前文、末文を簡略にし、簡潔な文章で、用件を的確に伝えます。必要とする書類名・枚数・期日、当方の住所・氏名などは正確に書かなければなりません。戸籍謄本などのように、手数料を要する書類の場合は現金書留などで送り、返信用切手も同封します。

★必要な例をクリックしてお使いください。
 用立てを申し入れる
 母校への寄付金の依頼
 娘の宿泊について依頼
 史跡の案内を依頼
 ローンの保証人を依頼
 下宿のあっせんを依頼
 お手伝いさんを頼む
 美術品の鑑定依頼
 同人誌への寄稿を依頼
 講演を依頼する
 知人の新住所を尋ねる
 送別会の都合を問う
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