今年も、あの季節がやってきました
朝晩の風が少しずつやわらかくなって、「あ、もう秋がそこまで来ているな」と感じる季節になりましたね。
玉名で暮らすわたしたちにとって、この時期になると自然と心が浮き立つ理由がひとつあります。
そう、玉名花火大会です。
今年は10月3日(土)に開催が決まりました。今日は、この花火大会への想いを綴ってみたいと思います。
少しずつ戻ってきた賑わい、そして今年の夜空へ
玉名花火大会といえば、菊池川の高瀬大橋一帯を舞台に、夜空いっぱいに広がる大迫力の花火。
オープニングを飾るのは「希望の1発」。
一人ひとりの新しい一歩を応援するように、まずたった一発が静かに夜空へ吸い込まれていき、そのあとにフィナーレの大連発へとつながっていく――
この流れを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
数年前、新型コロナの影響で、花火大会が中止になったり、規模を縮小して静かに打ち上げるだけの年が続いたりしましたね。
屋台の呼び込みの声も、川岸を埋め尽くす人の波も、しばらくの間はお預けでした。
それでも玉名の花火は、形を変えながらも絶えることなく、少しずつ、少しずつ、以前の賑わいを取り戻してきました。
そして今年、7月に起きた令和8年熊本地震では、県内の広い範囲で大きな揺れがあり、今も復旧に向けて力を尽くしていらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。
玉名でも、揺れの怖さや、その後の不安な日々を経験された方が少なくないと思います。だからこそ今年の花火大会には、いつもとは少し違う意味が重なっているように感じます。
打ち上げの音が「ドン」と胸に響いた瞬間、菊池川の水面がぱあっと金色や赤色に染まり、川風にのって火薬の匂いがふわりと届く。
屋台からは焼きそばやりんご飴の甘い香り、まわりからは「わあ、きれい」という誰かの声。
浴衣姿の親子連れが土手に座って空を見上げる、そんな何気ない夜の景色――それがどれほどかけがえのないものか、今年はきっと多くの方が実感するのではないでしょうか。
「希望の1発」という名前が、今年ほど心に染みる年はないかもしれません。
さあ、菊池川のほとりへ
大変なことが続いた1年だからこそ、夜空を彩る光を、大切な人と一緒に見上げてみませんか。
菊池川の川風に吹かれながら、屋台のいい匂いに包まれながら、今年しか味わえないこの夜が、そろそろ始まります。
ぜひ味わってみてください。
この記事を読んで「行ってみたいな」と思ったら、家族やお友だちにもぜひ教えてあげてください。
きっと、誰かの心を少し軽くするきっかけになるはずです。
◆玉名花火大会2026 開催情報
- 開催日:2026年10月3日(土) ※荒天時は10月4日(日)、さらに荒天の場合は10月12日(月・祝)に順延
- 打ち上げ開始:19時〜
- 会場:菊池川 高瀬大橋一帯
- アクセス:JR玉名駅から徒歩約20分/九州道菊水ICから車で約15分
- 有料観覧席あり(詳細は玉名商工会議所公式サイトをご確認ください)




